2017年04月02日

生命保険で貯金は果たしてお得なのか?

このブログでは、たびたび生命保険や貯金について記事にしてきましたが、
今回は生命保険で貯金をするのが良いのかどうかについて記事にしていきたいと思います。

生命保険で貯金を考える理由の多くは、以下の2つにあてはまるかと思います。
・子供の教育資金のため 
・老後資金のため

その場合、加入する生命保険の選択肢としては、
・子供の教育資金のため → 学資保険 or 貯蓄性のある死亡保険
・老後資金のため → 個人年金 or 貯蓄性のある死亡保険
などが思い浮かぶかと思います。

我が家も年間70万円以上保険代に費やしていた時がありました。
『我が家が年間70万円も保険代を払っている理由&生涯の保険総額』

現在は年間58万円までに減額いたしましたが、そのうちの7割以上が貯蓄性のある生命保険、掛け捨てではない生命保険に加入しているのです。
・終身保険 年355,200円 (月29,600円)
・個人年金 年82,200円 (月6,850円)

終身保険は22歳に加入した払込期間10年と20年のものに加入しており、学資保険に代用される比較的利率がよい商品に入っておりました。払込期間10年のものは今年でようやく支払いを終えることができます。

貯蓄性のある生命保険に加入している我が家ですが、
本当に生命保険で貯金を考えることがお得なのでしょうか??


生命保険で貯金を考えた場合に以下のようなデメリットが浮かび上がります。

1.満期期間まで意外と長い
貯蓄性の保険の場合、最短でも満期・払込期間は10年〜15年というものが多いです。
加入する際にこれくらいの期間なら大丈夫と思っても、実際10年や15年は長いです。
その間に病気、リストラなど何があるかわかりませんし、
マイホームの頭金などまとまったお金が必要になることがあるかもしれません。
その際、結果的に借金をしてしまったり、住宅ローンの借入額が多くなることがあれば、
生命保険で得られる貯蓄額は一気に意味がなくなります。

2.満期までに解約すると損することが多い
生命保険で貯金をする=満期後の解約返戻金が高い
→満期になるまで解約返戻金が低く抑えられる低解約返戻金のタイプであることが多いです。
自分は解約しないから大丈夫と思っても先に書いたように満期までは長く、
それまでに何があるかはわかりません。

3.支払った保険金額を自由に下ろすことはできない
銀行に預ける普通の貯金であれば、何かあったときに引き出すことができる自分のお金です。
定期預金であっても、途中解約しした場合は元本は減ることなく戻ってきます。
しかし、生命保険に加入して貯金をするとなると、満期を迎えるまでの間は、
銀行に預けている貯金とは違い、預けている額を自由に引き出すことができなくなります。
保険を解約せずに維持しながらお金を引き出したい場合は、貸付という形になり、
利息がかかります。利息は年数%と高いですので、貯金の意味がなくなってしまいます。

4.利率がいいように見えるが、全ての保険代が運用されるわけではない
現在生命保険の利率は下がる傾向にありますが、それでも銀行の定期預金などに比べたら高く設定されています。
しかし、支払う生命保険代の全てがその利率で運用されるわけではありません。
保険代から保険会社の経費が引かれ、そのわずかな残りが運用されることになります。
解約返戻金が低いのもそのためです。
利率だけみて銀行預金よりもお得と思わずに、最終的に満期後の解約返戻金は何年で何%増えるのか
年利にすると何%になるのか、を見て判断いたしましょう。

5.インフレに弱い
生命保険の利率は満期まで利率が一定の契約であれば利率は変わりません。
現在は低金利時代ですが、今後金利があがった場合、別の運用に切り替えたいと思うこともあるかもしれません。ですが、途中解約は損する可能性もあり、身動きできなくなる可能性もあります。

6.保険会社が潰れる可能性がある
満期が来る前に保険会社が潰れた場合、解約返戻金が予定よりも減る可能性があります。
その点、銀行預金は1000万円まで保証されるため、その点だけは安心ですね。

生命保険で貯金を考えるときには、
満期までに解約して損する額やリスクと、
保険に加入していることにより得られるリターン(保障内容・満期後に得られる額・年末調整時の減税額)

を総合的に判断し、保険で貯金をすることが本当にお得なのか考えることが重要です。

これから保険で貯金を考えている人がいましたら、将来のためと今無理をして加入し、
将来的に損することがないようにしていただきたいと思います。
posted by にゃんこ at 23:44| Comment(0) | 保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする