2017年03月29日

住宅ローンの繰上返済と住宅ローン減税はどちらがお得?【金利0.5%の場合】

以前に、『住宅ローンの繰上返済と住宅ローン減税はどちらがお得?【我が家の場合】』という記事を書きました。

我が家の場合は、30年固定金利で金利2.1%と高い金利で住宅ローンをしているため、
住宅ローン減税の恩恵を受けるよりも、繰上返済をして利息軽減したほうが断然お得という結果になりました。

では、金利が安い場合はどのような結果になるのでしょうか?

住宅ローン減税を考えずにできる限り返済した場合と
住宅ローン減税を10年受け終わった後に繰上返済をする場合

(10年間繰上返済を全くしない場合)
と、どちらがお得なのか?今度は金利を低くして考えてみましょう。

想定する住宅ローンは
借入額2000万円
10年固定金利0.5%(現在の住信SBI銀行の水準)
返済期間30年
2017年1月から借入れスタート
というものです。

■積極的に繰上返済した場合の住宅ローン減税額
2018年〜2023年の1月に毎年250万円繰上返済し、
合計1500万円繰上返済したとします。以降は繰上返済せず90ヶ月で完済。

1年目 : 19.3万円
2年目 : 16.2万円
3年目 : 13万円
4年目 : 9.8万円
5年目 : 6.7万円
6年目 : 3.5万円

受けられる住宅ローン減税の総額 : 68.5万円
支払った利息 : 35.7万円


■住宅ローン減税を10年受け終わった後に繰上返済をする場合の住宅ローン減税額

1年目 : 19.3万円
2年目 : 18.7万円 
3年目 : 18万円
4年目 : 17.3万円
5年目 : 16.7万円
6年目 : 16万円
7年目 : 15.3万円
8年目 : 14.7万円
9年目 : 14万円
10年目 : 13.3万円

受けられる住宅ローン減税の総額163万円
支払った利息 : 83.5万円


10年目に繰上返済により一括返済を行うため、支払う利息は83.5万円のみとなります。


■積極的に繰上返済した場合
受けられる住宅ローン減税の総額 : 68.5万円
支払った利息 : 35.7万円
住宅ローン減税額-利息=32.8万円


■住宅ローン減税を10年受け終わった後に繰上返済をする場合

受けられる住宅ローン減税の総額163万円
支払った利息 : 83.5万円
住宅ローン減税額-利息=79.5万円

結果を比較すると以上のようになりました。

なんと低い金利で借入れをしている場合は、いずれのケースでも住宅ローン減税の恩恵が利息を上回る!
そして、住宅ローン減税を10年受け終わった後に繰上返済をする場合のほうが、得られる金額が50万円近くも多いという結果になりました!!


実際はこのように計画通りうまくいくかはわかりませんが、
金利が低い住宅ローンの場合は、繰上返済を焦らずに、できる限り貯金をしておいて、
もし住宅ローン減税終了後に一括で返済できるようなら返済する!

というくらいの心積もりでよいのかもしれません。

ただ、繰上返済をしても住宅ローン減税の恩恵のほうが利息よりも上回りますので、
性格的に早く返済してしまいたいと思っても、それはそれで損をしない結果となりました。

我が家の場合とは全く逆の結果となりましたので、住宅ローンは金利で大きく変わるということがあらためてわかりました。
posted by にゃんこ at 22:28| Comment(0) | 住宅ローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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