2017年04月04日

少しでもお得に生命保険に加入したい【お宝保険は存在する?】

前回のの記事で、『生命保険で貯金は果たしてお得なのか?』ということについて考え、
個人的には生命保険で貯金についてはデメリットも多く否定的な意見を述べております。

それでも、我が家が多額の生命保険に加入しているのは、
中にはお得だと思う生命保険も少なからず存在するからです。

そもそも『お得な保険』やよく言われる『お宝保険』とはどういう保険なのでしょうか?
これは『運用の利率が高く貯蓄性が高い=支払った保険料以上の大きなリターンが得られる保険』のことをさすことが多いです。

今はどんどん保険の予定利率が低くなっており、昔に加入した生命保険は利率が相対的に高くなっているため、昔に加入した生命保険はお宝保険と言われることが多いかもしれません。

今回は、我が家が加入している、個人的にお得だと感じた生命保険について、
2つご紹介したいと思います。

■個人年金

私の父は今年還暦を迎え、個人年金を受給するようになりました。
父が受給する個人年金は、支払った保険料の2倍以上の額が貰えるまさにお宝保険でした。
30年以上前に加入すれば、元本の2倍以上になったわけですが、
現在は30年加入したとしても受給できる額が支払った保険料の1.2倍程度にしか増えません。
単純に複利計算で年利にすると1.2%です。
今は利率が下がったため、個人年金もあまり魅力を感じる商品ではなくなってしまいました。

そんな中、私が加入した個人年金は東京海上日動生命保険の商品です。
・年額 82,200円で28年間支払い
・総額236万円の保険料に対して受け取れる年金は年30万円
10年間受け取れるので、金額をみると1.27倍に増えることになります。
これでも個人年金では一応利率が一番よいとお勧めされました。(4年前当時)

これだけだと普通の個人年金ですが、これよりも利率を良くする裏技が存在します。
保険料の支払を11年でやめ、払済保険にしてしまうことによって、
支払保険料は93万円で60歳から受け取れる年金は毎年14.4万円で総額144万円。
受給できる額が支払った保険料の1.5倍近くに増えるのです。

私はこの裏技で個人年金に加入することにいたしました。
11年で払い済みにするため、11年しか控除は受けられないですが、その分支払い保険料の総額は減りますし、
30年加入して総額236万円の保険料だと支払いが大変ですが、93万円ならなんとか支払うことができますので、そういう意味でもこの個人年金の入り方は私には合っておりました。

全ての会社の個人年金がこの方法を使えるわけではないこと、
加入した4年前とは情勢が変わってそこまでお得感があるかわからないこと、
払う期間は11年でも預ける期間は60歳までになるため、
この方法で個人年金に加入する際はよく調べてから行ってくださいね。


■収入保障保険
先日のブログに「夫の生命保険金額はいくらが妥当?」 という記事を書きましたが、
遺族年金などを考慮して、我が家は「月額15万円の収入保障保険」に加入しております。

現在加入している保険は、
保険料 : 年113,000円 (月9,400円)
保険料払込期間 : 60歳まで
保障期間 : 80歳まで

収入保障保険は保障期間が60歳や65歳までで設定されているものが多いですが、
こちらは保障が80歳まで続く変わった保険になっています。

そしてこの収入保障保険の最大の特徴は、
払込みが終われば払込んだ保険金以上の返戻金が戻ってくる=返戻金があるタイプの
収入保障保険なのです。

普通、収入保障保険は掛け捨てのものが多いですが、80歳まで保険期間があることにより、
60歳時点で残っている保障分が返戻金となるようです。
60歳までの払込金額は約340万円で、返戻金は約380万円と、
払込みが終わった61歳には、なんと払込んだ保険金の110%以上の返戻金があります。

夫が61歳になるまで、保険会社がつぶれずに残っているか、61歳になるまで解約せずに払い続けられるかはわかりませんが、月々1万円の保険料であれば負担も少ないですし、かりに戻ってこなくてもその期間保険はきいていたため、諦めがつくかなと感じています。

ちなみにこの保障期間が80歳までOKな保険を扱っている会社はなかなかなく、
5年前の保険加入時に裏技が使えた保険会社は、調べたところ2社しかありませんでした。
そして、そのどちらの会社ともお得な商品=保険会社が売り止めになってしまい、
この商品はなくなってしまい、今ではお宝保険となってしまいました。

貯蓄性の高いお得なお宝保険は、一昔前でなくとも存在はしております。
(少なくとも私が生命保険の加入を検討した4〜5年前には存在しておりました)
もしお得だと感じる保険商品に加入しようと思ったら、いずれ無くなる可能性もありますので、
本当に加入し続けられるのか、本当にお得なのかを考慮したうえで、早めの検討をお勧めいたします!
posted by にゃんこ at 22:29| Comment(0) | 保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月02日

生命保険で貯金は果たしてお得なのか?

このブログでは、たびたび生命保険や貯金について記事にしてきましたが、
今回は生命保険で貯金をするのが良いのかどうかについて記事にしていきたいと思います。

生命保険で貯金を考える理由の多くは、以下の2つにあてはまるかと思います。
・子供の教育資金のため 
・老後資金のため

その場合、加入する生命保険の選択肢としては、
・子供の教育資金のため → 学資保険 or 貯蓄性のある死亡保険
・老後資金のため → 個人年金 or 貯蓄性のある死亡保険
などが思い浮かぶかと思います。

我が家も年間70万円以上保険代に費やしていた時がありました。
『我が家が年間70万円も保険代を払っている理由&生涯の保険総額』

現在は年間58万円までに減額いたしましたが、そのうちの7割以上が貯蓄性のある生命保険、掛け捨てではない生命保険に加入しているのです。
・終身保険 年355,200円 (月29,600円)
・個人年金 年82,200円 (月6,850円)

終身保険は22歳に加入した払込期間10年と20年のものに加入しており、学資保険に代用される比較的利率がよい商品に入っておりました。払込期間10年のものは今年でようやく支払いを終えることができます。

貯蓄性のある生命保険に加入している我が家ですが、
本当に生命保険で貯金を考えることがお得なのでしょうか??


生命保険で貯金を考えた場合に以下のようなデメリットが浮かび上がります。

1.満期期間まで意外と長い
貯蓄性の保険の場合、最短でも満期・払込期間は10年〜15年というものが多いです。
加入する際にこれくらいの期間なら大丈夫と思っても、実際10年や15年は長いです。
その間に病気、リストラなど何があるかわかりませんし、
マイホームの頭金などまとまったお金が必要になることがあるかもしれません。
その際、結果的に借金をしてしまったり、住宅ローンの借入額が多くなることがあれば、
生命保険で得られる貯蓄額は一気に意味がなくなります。

2.満期までに解約すると損することが多い
生命保険で貯金をする=満期後の解約返戻金が高い
→満期になるまで解約返戻金が低く抑えられる低解約返戻金のタイプであることが多いです。
自分は解約しないから大丈夫と思っても先に書いたように満期までは長く、
それまでに何があるかはわかりません。

3.支払った保険金額を自由に下ろすことはできない
銀行に預ける普通の貯金であれば、何かあったときに引き出すことができる自分のお金です。
定期預金であっても、途中解約しした場合は元本は減ることなく戻ってきます。
しかし、生命保険に加入して貯金をするとなると、満期を迎えるまでの間は、
銀行に預けている貯金とは違い、預けている額を自由に引き出すことができなくなります。
保険を解約せずに維持しながらお金を引き出したい場合は、貸付という形になり、
利息がかかります。利息は年数%と高いですので、貯金の意味がなくなってしまいます。

4.利率がいいように見えるが、全ての保険代が運用されるわけではない
現在生命保険の利率は下がる傾向にありますが、それでも銀行の定期預金などに比べたら高く設定されています。
しかし、支払う生命保険代の全てがその利率で運用されるわけではありません。
保険代から保険会社の経費が引かれ、そのわずかな残りが運用されることになります。
解約返戻金が低いのもそのためです。
利率だけみて銀行預金よりもお得と思わずに、最終的に満期後の解約返戻金は何年で何%増えるのか
年利にすると何%になるのか、を見て判断いたしましょう。

5.インフレに弱い
生命保険の利率は満期まで利率が一定の契約であれば利率は変わりません。
現在は低金利時代ですが、今後金利があがった場合、別の運用に切り替えたいと思うこともあるかもしれません。ですが、途中解約は損する可能性もあり、身動きできなくなる可能性もあります。

6.保険会社が潰れる可能性がある
満期が来る前に保険会社が潰れた場合、解約返戻金が予定よりも減る可能性があります。
その点、銀行預金は1000万円まで保証されるため、その点だけは安心ですね。

生命保険で貯金を考えるときには、
満期までに解約して損する額やリスクと、
保険に加入していることにより得られるリターン(保障内容・満期後に得られる額・年末調整時の減税額)

を総合的に判断し、保険で貯金をすることが本当にお得なのか考えることが重要です。

これから保険で貯金を考えている人がいましたら、将来のためと今無理をして加入し、
将来的に損することがないようにしていただきたいと思います。
posted by にゃんこ at 23:44| Comment(0) | 保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

夫の生命保険はいくらが妥当?

先日は、夫が死んだとき残された家族はどれくらい遺族年金が貰えるのかについて、
記事にいたしました。
その時の記事は『夫が死んだら年金はいくらもらえるの?』です。

今日はそれを踏まえて、夫の生命保険の死亡保険金額について、いくら保障額を設定すべきなのか検討したいと思います!

おそらく多くのご家庭が結婚やお子様ができたタイミングで、夫の死亡保険に加入検討されているのではないかと思います。

死亡保険と一口にいっても、色々なタイプがあります。

『定期保険』『終身保険』などの一定期間(終身保険は死ぬまで)死亡保障金額が変わらない保険。
それに対して『収入保障保険』という契約している一定期間の間に夫が死んだ場合、毎月決まった額が受け取れる保険。
大きく分けてこの2種類があります。

2つの保険を図にするとこんな感じになります。
hoken.png

『定期保険』は死亡保障金額が500万円であれば、その保障が一定期間、終身保険であれば、その間にいつ死亡しても500万円の保険金が入ります。
一方、『収入保障保険』の場合は、貰える死亡保証の総額は契約時が一番多くなり、満期時には0円となります。
30年契約で毎月10万円死亡保障が貰える契約であれば、契約時に死亡した場合は総額3600万円の死亡保障になり、10年経過後に死亡した場合は総額2400万円の死亡保障となり、死亡時期によって総額の保証額が変化していきます。

我が家は『定期保険』と『収入保障保険』のうち、『収入保障保険』を夫の死亡時の生命保険として選択いたしました。
その理由は、夫がいつ死ぬかわからないですが、死ぬのが遅くなればなるほど、残された家族の必要な生活費は減っていくからです。
現在私達に子供はいませんが、子供がいる家庭の場合、夫の必要保障額は子供が小さい時ほど必要で、
子供の成長とともに必要な死亡保障額の総額は年々下がっていきます。
(子供が小学生のうちに死亡した場合、小中高大の学費の総額が必要ですが、大学になって死亡した場合は大学の学費だけで済みますからね)
このように『収入保障保険』は、必要保障額の減少に伴って死亡保障を減額することが出来るので、収入保障保険のほうが合理的だと思いこちらを選択いたしました。

また、『収入保障保険』は早期に夫が死亡した場合死亡保障額の総額が大きくなりますが、保障が経年減少していくため、保険料もその分安く押さえられることが多いのです。

さて『収入保障保険』を選んだ後はの死亡保障額を月額をいくらにするかですが・・・
専業主婦であったとしても夫が死んだ後の生活を全て生命保険でまかなう必要はないのです。

まず夫の死亡後は、再婚までは遺族年金を受給することができます。
更に夫の死亡時期が遅くなればなるほどある程度貯金は貯まっているでしょう。
それに夫が死亡したのあれば、自分が働いて収入を得る可能性だってあります。

それらを考慮して、必要な生活費との差額を考えると、残りはいくら必要でしょうか?
その額が『収入保障保険』での月額の保証金額となります。
我が家は子供ができた場合を考えざっくりと月額15万円と決めました。

家庭によって、受け取れる遺族年金の額や貯金額、妻の収入など状況が異なると思いますし、
夫の死後に求める生活水準によって必要な生活費も変わってくるはずです。

特に住宅の状況で必要な保障額は大きく変わると思います。
既に住宅を購入して、夫の死後にその分の住宅ローンの支払いが不要になる家庭もあれば、
賃貸住宅で家賃の分の負担も必要になる家庭もあります。
極論を言えば、貯金が潤沢にある家庭、妻の収入だけで暮らすことができる家庭であれば、
夫の死亡保険はいらないのかもしれません。
このようの家庭によって夫の死亡時に必要な保障額は変わってきますので、これから死亡保険を検討される方は参考にして頂ければ幸いです!


posted by にゃんこ at 22:31| Comment(0) | 保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする